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身体障害者診断書・意見書(ぼうこう又は直腸機能障害用)の件

以下は前記事の補足として書きます。

今回申請却下となった身体障害者診断書・意見書(ぼうこう又は直腸機能障害用)(以下当該診断書・意見書)のポイントと考えうる箇所は、第11号様式(第3条関係)の高度の排尿機能障害の(1)原因ならびに高度の排便機能障害の(1)原因の項である。

高度の排尿機能障害の(1)原因については
・神経障害
・自然排尿型代用ぼうこう
の二択。
で、神経障害については更に、
・先天性
・直腸の手術
の二択となっている。

自然排尿型代用ぼうこうは該当しないので、当該診断書・意見書作成医師は神経障害にチェックを入れて下さっている。
が、次の項目(先天性か直腸の手術か)にはチェックが入れられていない。
神経障害が脊髄損傷に起因するものなので、入れようがないのである。

また、高度の排便機能障害の(1)原因の方は
・先天性疾患に起因する神経障害
・その他(先天性鎖肛に対する肛門形成術または小腸肛門吻合術)
の二択。
やはり、先天的なものか手術によるものかの選択肢しかなく、当然のことながらこちらについてはどちらにもチェックの入れようがない。

要は、脊髄損傷に起因するぼうこう又は直腸機能障害を抱える人ははなから弾かれてしまうようになっている。

申請却下の理由は障害の原因の他にもうひとつ記載されている。
それは認定時期の問題で、「障害発生後6ヶ月を経過した日以降をもって認定する」との規定にひっかかるというもの。

当該診断書・意見書を提出したのは事故に遭ってから既に6ヶ月を経過した時期であるが、当該診断書・意見書そのものは国リハへの転院前(事故からほぼ3ヶ月経過)に作成してもらっているので、確かに認定時期として早すぎるとの指摘はその通りである。

その通りなのだが、仮に6ヶ月を経過後に作成、申請したとしても、障害の原因が受け入れられないので同じ結果(却下)になっただろう。

多くの場合、脊髄損傷とぼうこう・直腸機能障害は切り離せない問題ではないかと思う。
いまの行政の判断基準、対応には甚だ疑問を感じる。
脊髄損傷患者さんたちへの理解、ケアを切に願う。

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