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事故から1年を過ぎて

「セキソン」とカタカナで書くとアニソンみたいで軽い響きがする。

などと書くと、不謹慎と叱られそう、かな?

病院などでは日常的に「セキソン」と云う言葉が聞かれる。
もちろん、脊髄損傷のこと。

昨年3月25日の長男の転落事故。
それから 1年を過ぎ、月も変わった。
早いものだ。
1年前はまだ ICU にいて、この頃ちょうど気管切開の手術を行ったりしていた。

治療、リハビリで長い長い入院生活を過ごし、昨年暮れ、9ヶ月ぶりに長男が家に帰ってきた。

先月(3月1日)、職リハ(国立職業リハビリテーションセンター)入所に向けて国リハ内の宿泊施設へ入寮。
職リハ入所の為の職業評価期間が土日を挟んで約 1週間ほどあった。

寮は病棟とは違って、外出、外泊もさほど制限がない。
週末になると、ひょっこり帰宅してくる。

あの大地震の起きた翌日の土曜日3月12日、まだ交通機関が混乱していた時にも車いすで帰宅してきたのにはびっくりした。
16日に国リハでの外来受診があるので 15日にまた寮へ戻り、そして二~三日してまた家に帰ってきた。

長男も自分も同じ 3月生まれ。
家族揃ってささやかな誕生会をそれぞれ行った。

職リハの入所者発表は24日。
入所結果は郵便で届くのだが、本人はその前に Web で結果を知っていたようだ。

無事に入所が決まった。

その24日から25日かけて 40度近い熱が出た。
25日に内科と(左足の腫れがひどいので)皮膚科へひとりで行き、皮膚科のお医者さんの紹介でその日の内に近くの大学病院で見てもらうことになった。

左足の裏に水膨れ状の褥瘡が出来ていてそこから菌が入り、高熱が出たらしい。
足裏なので健常者なら痛みなどの異常を感じるところだが、そもそも歩けないし、感覚もないので本人も気付かなったようだ。

病院で点滴を受け、薬の処方などをしてもらっているうちに夜になっていた。
その25日夜はちょうど計画停電が実施されていた。
妻が迎えに行きタクシーで帰ってきた。

偶然なのだろうが、3月25日というのがなんとも・・・

今日(あ、もう昨日ですね)はその職リハの入所日。
職リハでの職業訓練は 1年の予定。

入所日に備え、長男は一昨日再び寮に戻っていった。

12インチの ThinkPad、そしていつも肌身離さず持ち歩いている iPhone と一緒に。

ひとりで、車いすで。

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