左足の両側くるぶしの下側周辺の皮膚に紫色をした斑点(?)のようなものがいくつもあり、まわりの皮膚も色素沈着したようになっている。
これは 30年ほど前からの症状で、皮膚科や内科など折ある度に何度か診てもらったが、結局明快な説明ももらえずそのまま放置してきた。
そしてここ 1年ほど前からだろうか、やはり左足のふくらはぎ内側あたりに茶色いシミのようなものが出来た。
ZIPPO にライターオイルを入れてすぐにズボンのポケットにしまうと、染み出たオイルが皮膚を刺激するのだろうか、ももにやけどしたような赤い腫れがよく出来た。
ヒリヒリと痛いのだが、放っておけばいつの間にか腫れも痛みも消える。
今回の左足のふくらはぎ内側に出来たシミのようなものはいつまで経っても治らない。
更に左足の甲の内側あたりに小さなほくろみたいのが出来て、少しずつ大きくなってきた。
妻に見せると「悪性だと死ぬよ」と怖いことを言われる。
そんなこんなで会社の近くの皮膚科で診てもらった。
両側くるぶしの下側周辺の皮膚に紫色をした斑点(?)のようなもの、そしてふくらはぎ内側あたりに出来たシミのようなものを見た後、足のむくみも確認した上で「これは静脈瘤ね」と一発で診断が出た。
ほくろ状のものについては、外観を見ただけで「これは良性だから(治療は)一番最後で良い」と。
動脈瘤というのは良く聞くが静脈瘤はあまり聞いたこともなくどんな病気なのかも知らなかった。
下肢静脈瘤を画像検索すると、だいたい血管がひどく浮き出たものが出てくるが、自分にはそのような症状はない。
上の方に書いた症状、それとむくみ(これは両足)、あと寝ているときに時折足がつる :-) 、自覚症状はこんなところだ。
ともかく 30年来謎だった症状に答えが出た。
ただ、静脈瘤は皮膚科で扱う病気ではないので専門のクリニックを紹介してくれた。
内科とともに下肢静脈瘤を専門に扱うそのクリニックへ先日行ってきた。
そこのクリニックは初診用の問診票も Webから PDF でダウンロード出来るようになっていた。いろいろと進んでいるんですねえ。
ドップラー検査だか、超音波検査だかを行い、下肢静脈瘤と正式に診断が下り、後日手術を行うことになった。
いまは手術の方法次第で日帰り手術で出来るらしい。
目に見える症状は左足の膝から下なのだが、大本の部分を治療しなければいけないので、足の付け根付近から切開するようだ(大伏在静脈の根元での切断)。
患部の写真は受けない方もいるでしょうから、「続きを見る」でご覧ください。